モンゴル乗馬キャラバン12年間、合計距離20000キロ。参加者合計7000人を超え、ほとんど初心者。事故人ゼロ。 そこに、果てしない情熱がある。
主宰者張宇取材番組「戦場の気持ち」より

奔流しか実現できない旅の形(現存の一般のモンゴルツアーの現状)
キャラバンの旅は、交通手段は馬。馬への配慮も重要です。モンゴルツアーが多く存在する中、きちっと現場で乗馬指導を行い、サポート体制の存在する乗馬ツアーは奔流以外は存在しないのは現状。一番の危険は旅行会社の担当者達は危険であることを認識さえしていないことです。多くの旅行会社は、馬の注意点や乗り方を紙で説明するだけで、現地では現地の遊牧民に任せてしまうのです。それは実際のところ、まったく意味がありません。車の教習でいうと、言葉で説明するだけで、実際乗る時に同乗する指導員がいないと同じことです。馬の乗り方は簡単そうで、奥が深いです。乗り方を説明しても、初めての人は馬を乗ってしまうと、怖くなってすべて忘れてしまうのです。だから、ステップバイステップ的な指導が大事で、すぐ参加者の傍らで指導する必要があります。また、参加者はいつ危険な状態になるかはわからない。その際の対応というのは、遊牧民だけではなんの助けにもならないので(すぐに説明して、馬を乗る人が自ら対応する必要があるためです)危険になった際に、すばやく対応できないと意味がないのです。だから、言葉の能力十分でない現地のスタッフや遊牧民に任せるような一般の旅行会社のやり方ではあまり意味がありません。馬に乗る時間短いにしよう、走る、走らないにしよう、その危険は同じなのだ。実際モンゴルで乗馬の際に事故に合う人の90%は並足の状態・・・つまり走るから危ないのではなく注意事項を説明しているかどうか、現場できちんと指導・サポートできる人はいるかどうかが重要です。
「奔流」の場合、15年間キャラバンの旅を運営してきた主宰者張宇氏自身は必ず現場で乗馬指導をし、乗馬の際にいつも参加者の隣にいます。何か発生するときに、素早く対応してくれます。また、有能な遊牧民スタッフを取りまとめ、サポート体制を作ってきています。休憩の際に、一段上の乗り方や乗馬の真意も教えてくれます。また、「奔流」の乗馬キャラバンでは、張宇氏自身が事前にキャラバンに適している馬をきちんと選び、乗馬の説明も皆さんのありがちなこと、疎かになりそうなことを踏まえて、細かく説明しています。たとえば手綱の持ち方一つ。一般の乗馬の説明は、”手綱をもって馬をのります”。よくても”手綱を必ず持ちましょう”の程度で説明が留まるのですが、それでは、参加者の人は油断するのは当然で、何かある時に、すぐ手綱を置いてしまいます。つまり手綱の重要性を十分認識できていないです。張さんの説明では〝手綱を馬を乗ろうとする時から、最後完全に馬を降りるまで、いかなることがあっても、一瞬でも手綱を放してははいけません。”と。ここまで強調する理由もきちんと皆に伝え、イメージがついてくるように説明しています。そうして皆が初めて手綱の重要性を理解し、油断がないわけです。だから、「奔流」の「安全神話」というのは、偶然ではなく、こういった小さいなところから一つ一つ積み上げてきたものです。また、自分の実経験から皆さんに伝授しているので、奔流の乗馬キャラバンの参加者は、初心者でも、2,3日して、大草原を駆け抜ける喜びを体験できるのです。
“責任感だけでなく、愛情で仕事する” インタービューより
乗馬は危険がつきもので、それを十分認識したうえ、必要な体制づくりと指導に当たる人が自分自身を磨くことだと思う。体制も結局のところ生き物だから、それを仕切る人の姿勢、経験、責任感が問われるはずだ。主宰者としての自覚と情熱もって初めて、現地の遊牧民スタッフを統率することができて、油断のない万全な体制ができると思う。そういう意味で、(乗馬指導は)ガイドや添乗員では所詮無理で、責任感の薄い人や、経験の浅い人、集中力のない人にも任せるべきでないと思う。 僕はこれまでたくさんの危険な場面を見てきた。自分自身も大人になって乗馬を始めたので、落馬はもちろん、ヒヤッとした時は何度もあった。運がよくて今まだ生きている(笑)。その経験を乗馬指導に生かせたと思う。度々、自分の後継者を育てないかと聞かれるけど、人間はやはり自分自身が危険を経験して初めて成長する。 未熟な人にやってもらうのは、もう一度参加者を危険に放り出すことになる。今は3,4年前の自分にさえ任せることができない。一瞬の油断、ちょっとしたミスでも、事故につながるから。最初、自分が落馬したり、参加者が落馬したりする時、馬のせいにしたりも考えたけど、今は乗馬中のできことは、すべて人間自身の心の問題だと思う。それは馬乗る人だけでなくて、サポートする人、指導する人、すべて問題があるのだ。 参加者の気持ちを察知し、馬の様子を細心な注意を払い、そして遊牧民スタッフをしっかりまとめなくてはいけない。参加者は油断するけれど、それを戒めるのは自分の責任だから。乗馬中何か発生する際に、秒単位で時間との勝負。通訳を通したり、あいまいな説明をしたり、適当な対応は参加者が危険にさらされる。そういう意味で乗馬中はいつも戦場にいる気持ち。言葉と技量と情熱、この三つ備えていないと、乗馬指導に当たるべきじゃないと思う。”詳細は→ 主宰者張宇紹介