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張宇の乗馬指導とサポートの流儀

 

奔流の乗馬キャラバンなら、風のように大草原を駆け抜ける喜びを味わえる!その理由は?

 

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    海外で乗馬する際に、現地ガイドや添乗員では自分のレベルにあった馬を選んでくれなくて、思う存分に楽しめなかった経験はありませんか?馬の基本的な注意点を教えなく、怖い目にあったことはないでしょうか。
モンゴルツアーが多く存在する中、きちっと現場で乗馬指導を行い、サポート体制の存在する乗馬ツアーは奔流以外では存在しないのが現状。一番の危険は旅行会社の担当者達は乗馬が危険つきものであることを認識さえしていないことです。多くの旅行会社は、馬の注意点や乗り方を紙で説明するだけで、現地では遊牧民に任せてしまうのです。それは実際のところ、まったく意味がありません。車の教習でいうと、言葉で説明するだけで、実際乗る時に同乗する指導員がいないと同じことです。
「奔流」乗馬キャラバンでは企画者自身が十五年間現地での乗馬指導の経験を生かし、最後までサポートします。
 
 

 

 

一、現場に徹した指導
  ー馬の、そして人間の性格をも見極めるー

 

 

●草原についてから隊長の張宇より乗馬講座を行います。乗馬講座では、馬との接し方、基本的な乗り方、草原で乗馬する際の注意点、馬で旅する心構えなどを話します。

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●安全な乗馬サポートは馬選びから始まります。手に負えない馬に乗ってしまうと、止められないという事態になりかねます。一方、自分のスキルより低い馬に乗ってしまうと、存分に楽しめないし、上達もできないです。奔流中国では、参加者の乗馬スキルを的確に判断し、乗り手に合った馬を選びます。

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●教えるだけでは、いざ実際馬に乗ると、緊張と怖さから頭が空っぽとなってしまい、教えられたことはすべて忘れてしまいます。そのため、奔流の旅では、隊長の張宇が馬に乗りながら、基本的なところを手取り足取り何度も教えます。馬は動物なので一頭一頭性格が違い、また、馬の体格に応じて付けている鞍や手綱の形なども違います。そこで、説明するだけでなく、少し乗馬を経験した後に、気づいた点などを皆で話し合ってもらい、馬のことについて理解を深めていきます。  h7
●早く上達した人たちには、少しずつ”難しい”馬に乗ってもらいます。難しい馬というのは、力強く操りにくい馬、または性格に癖がある馬のことですが、大抵良い馬は”難しい”馬です。そこで、一頭一頭に合った乗り方を指導します。それによって、乗馬の技量が上がり、大抵の馬を自由に操れるようになり、スピードにも慣れてきて、風のように草原を駆けぬけることさえ体験できます。  002
●基本的に、二日くらいすると、ほとんどの参加者は駆け足ができるようになります。(馬はスピードによってリズムが変わります。並足、速足、駈足、駈足は一番早い時です。)上達の早い人は、競馬の言う「駿歩」までできるようになります。(「駿歩」とは馬がトップスピードになる時のリズムのことです。できる馬とできない馬がいます。)  h13
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TopicsⅠ張宇流の教え方と一般の日本の教え方の違いは一体どこにあるのでしょうか?

 

日本では、並足、速足、駈足をステップバイステップで教え、駈足を体験できるまで一年二年と言われていますが、張宇の教えでは、一日目でも皆が駆け足を体験できます。それは安全を無視するような無理なやり方ではありません。というのは、張宇は遊牧民と連携してサポート体制を作っており、駈足しても安全が確保されているからです。そして、乗馬というのは、駈足のリズムがむしろ一番わかりやすいです。そして、駈足ができれば、その前のリズムもおのずとわかるものです。それが張宇流の教え方です。実際のところ、今まで8千人を越える参加者がこの旅に参加し、一人あたり平均120キロ草原を駆け抜けてきましたが、事故人はゼロです。これは乗馬界またモンゴル旅行の世界では信じられない事績です。日本で何年乗馬をやってもモンゴルの馬が乗れないのに対して、奔流の参加者はほとんどが初心者にも関わらず、草原を駆け抜ける喜びを得られると同時に、安全に乗ることができています。日本の一般的な教え方を指摘するつもりはないですが、張宇流のやり方はモンゴル草原に合った教え方だと言えるのではないでしょうか。
また、日本では乗り方だけでなく、安全にかかわる注意点もステップバイステップで教えています。それは自然の中で乗馬するとなると、非常に危険です。日本で二年間乗馬やってきた人でも、乗る前から手綱を持つこととか、乗っている間一瞬たりとも手綱を離してはいけないとか、そういった一番大切な注意点を把握できていない人が多いです。日本で長く乗馬をやっていても海外で事故に遭いやすい理由はそこです。張宇の場合は、最初から基本的な注意点をイメージさせながら全部教えるだけでなく、乗る前、乗った後、耳にタコができるほど繰り返します。そうして初めてすべての参加者が早い段階で習慣のように身に付けられます。
それらがあるからこそ、馬と旅する奔流のキャラバンが実現できています。もちろん、張宇流の教え方が存在できる裏には、張宇自身の乗馬の技量と経験、日本語・モンゴル語・中国語など言語を自由に駆使できる力、遊牧民スタッフの統率力、日本の大学生への理解などがあるからこそというのは言うまでもありません。だれでも真似られるものではありません。

 

 

 

 

 

 二、事故を未然に防ぐために

 

●駈足ができるからといって、安全に乗れたということではありません。そのために、遊牧民スタッフたちのサポートが絶対欠かせません。しかし、遊牧民たちはスタッフといえども、子供から乗っているので、彼らにとって落馬は恐れるものではなく、乗馬に対しての安全意識が薄いのです。しかし、今の日本の学生達の場合、運動神経が育っていない人が多く、ちょっとした落馬でも大事故に至る可能性がある。また、大人になって初めて馬に触れるので、恐怖感や神経質から拭えない人が多く存在することも事実です。そのために、張宇自身は常に陣頭指揮を取り、サポート側の遊牧民スタッフに油断や慢心がないように注意すること。安全意識を喚起するとともに、とっさのことにも素早く対応できるようにしています。

 

 ●乗馬中、帽子が飛んだとか、馬の様子を見抜けなかったとか、とても小さなことでも事故につながる可能性があります。そこで、乗る前の点検、馬の様子の確認、乗馬中の鞍・ベルトなどのチェックなどすべて怠ることなく、しっかり行っています。乗馬は油断が禁物です。一瞬たりとも油断すると、事故につながります。ところが、長く乗ると、乗馬の危険を知らない参加者たちはどうしても油断しがちです。そこで隊長の張宇はタイミングを計り、乗馬中の危険を皆で話し合う。そうすることによって、参加者の集中力を高め、油断を戒めます。このような指導とサポート体制があるからこそ、馬での旅が実現できているのです。

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TopicsⅡ危険がつきものの乗馬ツアー。8000人超える若者を旅に連れて行き、一度も事故がないという。張宇氏に話を伺いました。

 

″参加者の安全を守るために、自分が現地に行かないと意味がない。乗馬中、多くの危険が潜んでいる。その瞬間に素早く対処できないといけないからだ。外国での乗馬ツアーの指導では、言語力、統率力、集中力、また乗馬そのものに対する情熱と技量が問われ、そのどちらか一つが欠けても参加者は危険にさらされる。怪我が偶然だとか、人間の不注意だとか言い訳をする人が多いが、乗馬中のできことは、すべて人間自身の心の問題だと思う。それは馬乗る人だけでなくて、サポートする人、指導する人、すべて問題があるのだ。参加者の気持ちを察知し、馬の様子を細心な注意を払い、そしてサポートするスタッフをしっかりまとめなくてはいけない。参加者は油断するけれど、それを戒めるのは指導者の責任だから。乗馬中何か発生する際に、秒単位で時間との勝負。通訳を通したり、あいまいな説明をしたり、適当な対応は参加者が危険にさらされる。そういう意味で私が乗馬(指導)中はいつも戦場にいる気持ちだ。ガイドや添乗員では所詮無理なこと。
私は子供の時から馬に触れているわけではなく、初めて馬に乗ったのは20歳の時だった。以来、多くの危険を経験し、そして指導側・サポート側のわずかな油断で、参加者が危険な目に合う事態も多く見てきた。毎年現場に行って疲れないかとよく言われるけれど、今は(乗馬の指導に関して)、2年前の自分にさえ任せることができない。後継者を育てるということは、参加者をもう一度危険に晒すことだ。マニュアルさえあればうまくいくものではない。(乗馬)指導者自身が危険な目に遭ったり、多くのことを経験しないと、とっさのことには対応できない。出発前の参加者の期待の顔、そして見送るに来る親の不安の顔を思い浮かべば、全力を尽くさないわけにはいけない。” と張宇氏。
事故や危険を未然に防げた理由は、ここにあるかもしれません。

 

 

 

 
  

三、馬のスピリッツ、参加者自身の成長

 

●キャラバン中、毎日の宿泊地についたら張宇は皆を集合し、乗馬で気づいたことなどを話し合う”場”を作ります。普段生活の中で馬が存在しなくなっただけに、馬との対峙の中で、参加者たちは人間として生きるための大切なことを多く気づきます。張宇は乗馬の経験を通して、今の時代の在り方や生きる姿勢などその根底から問いかけ、馬のスピリッツの世界を見せてくれます。いつの時代にも通用する普遍の知恵も教えてくれます。手に握るのは手綱だが、捕まえたのは、生きるすべなのかもしれません。     

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TopicsⅢ:乗馬ツアーの知られざる事情

 

1.乗馬時の事故は並足で起こる!?

モンゴルで乗馬の際に事故に合う人の90%は並足の状態。つまり走るから危ないのではなく、注意事項を説明しているかどうか、現場で指導・サポートする人はいるかどうかが重要です。駆け足の際は人間も馬も集中力が働いていますので、意外と落馬する危険が小さいです。

 

2.一般のモンゴルツアーでは良い馬に乗らせてもらえない理由は?

一つ目の理由は、良い馬は当然力強く、スピードも速い、そして、気性も荒い馬が多いのです。引率者より一頭一頭にあった乗り方の指導と説明ができないと、お客さんが怖い目に会ってしまいます。二つ目の理由は、日本の一般の乗馬ツアーでは、日本でいくら高い旅行代金を支払っても、中間の旅行会社に取られるため、現地の遊牧民の手に入るのはわずかです。遊牧民にしては、よい馬を提供したら、落馬の責任を取られるリスクがある上、馬の値段に見合う収入は入らないのです。だから、日本でいくら高く払っていても現地では良い馬を用意してくれません。奔流では、キャラバンの旅に適した優良馬を選んでいます。そして提供してくれた遊牧民にそれに見合う料金を直接支払いしています。そして乗る際にお客さんが張宇氏から的確な指導と説明が得られ、遊牧民にとってそういった安心感があるからこそ、一般の乗馬ツアーと比べ物にならないくらいの素晴らしい馬を遊牧民が提供してくれます。
良い馬は基本的に力強く、スピードも速いのですが、きちんと馬の性格と乗り方を把握していれば、普通の観光客が乗るような馬より「いい馬」は足がしっかりしているため、躓くことは少なく返って安全と言えます。(※人によって馬が好き嫌いがあり、”よい馬”という定義もないが、ここでは一般的な意味のいい馬。)