ゴビ砂漠

ゴビ砂漠(戈壁,Gēbì)は、中国の敦煌、トルファンあたりからモンゴルにかけて広がる砂漠。東西約1600km、南北約970km、総面積は約130 万km2で、世界で4番目の大きさを誇る。古くから匈奴を始め、柔然、突厥、回鶻、モンゴル帝国などの活躍の場であり、シルクロードの重要な拠点都市が幾 つか存在した。また、黄砂(こうさ)とはこの地などから巻き上げられ気流に乗り運ばれる砂の事であり、春先には日本にも多く飛来する。 ゴビ (Говь,Govi) とはモンゴル語で「沙漠、乾燥した土地、礫が広がる草原」などを意味する。日本では「ゴビ砂漠」で定着しているのは、ゴビの隣に必ず砂漠もあるためです。 中国においても瀚海沙漠、戈壁滩、戈壁沙漠とも表記され、古くは秦朝の頃から”大漠”と史書に記されている。